ペンギンめも

ペンギンのことは書きません。

【トリプル】リザードンニンフィア2

どうも。今回はシーズン7、ORASリーグのトリプルレートにて使用した構築の紹介です。前回のリザードンニンフィアとは違い追い風役を別に用意し、鋼枠を晴れの恩恵を受けられるヒードランにした形です。

 

f:id:catalina_penguin:20141205172457p:plainf:id:catalina_penguin:20141018144607p:plainf:id:catalina_penguin:20141119191554p:plainf:id:catalina_penguin:20141018144909p:plainf:id:catalina_penguin:20141224141013p:plainf:id:catalina_penguin:20141018144747p:plain

 

f:id:catalina_penguin:20141019103903p:plainリザードンリザードナイトY
火炎放射  ソーラービーム  めざめるパワー地面  守る
臆病  H252 B148 C16 D8 S84  (VVVUUV個体)
晴れ火炎放射でH252シールドギルガルド確定一発
補正無しA252メガガルーラの親子愛捨て身タックル耐え
補正有りA252霊獣ランドロスのダブルダメージ岩雪崩耐え
サザンドラの補正有りC252眼鏡流星群最高乱数切り耐え
最速メガカメックス抜き
 

f:id:catalina_penguin:20141018144119p:plainニンフィア@こだわり眼鏡
ハイパーボイス  ムーンフォース  めざめるパワー地面  電光石火
控えめ  H164 B52 C168 S124  (VVVUUV個体)
カポエラーのフェイントと合わせてダブルダメージ眼鏡ハイパーボイスでH4キリキザンを落とす
シングルダメージ眼鏡ハイパーボイスでH4霊獣ランドロスが確定一発(目安)
補正有りA252ファイアローの鉢巻きブレイブバード耐え
補正有りC252ヒードランの珠ラスターカノン耐え
追い風下で最速ゲッコウガ抜き
 

f:id:catalina_penguin:20141019102958p:plainサンダー@ラムの実
10万ボルト  めざめるパワー氷  追い風  羽休め
穏やか  H252 B120 D76 S60  (VUUVVV個体)
補正有りA252メガガルーラの親子愛捨て身タックル耐え
補正有りC252サザンドラの眼鏡流星群耐え
余りS
 

f:id:catalina_penguin:20141018144252p:plainヒードラン@食べ残し
熱風  大地の力  身代わり  守る
臆病  H84 C172 S252
HP実数値16n+1、最速、残りC
 

f:id:catalina_penguin:20141019100545p:plainカポエラー@カゴの実
インファイト  猫だまし  フェイント  ワイドガード
意地っ張り  H252 A60 B116 D28 S52
インファイトでH4サザンドラ確定一発
インファイトでH4テラキオン確定一発
補正有りA252キリキザンの+1珠アイアンヘッド耐え
追い風下で最速ゲッコウガ抜き調整+1(味方のニンフィアとのS関係をはっきりさせるため)
余りD
 

f:id:catalina_penguin:20141018144141p:plainランドロス@こだわりスカーフ
地震  岩雪崩  馬鹿力  とんぼ返り
意地っ張り  H20 A164 B92 D4 S228
馬鹿力でH4サザンドラ確定一発
馬鹿力でH4テラキオン確定一発
ダブルダメージ地震でH4キリキザン確定一発
補正有りA252キリキザンの+1珠不意打ち耐え
補正有りC252サザンドラの流星群耐え
最速ドーブル抜き


基本的な使用感は前回と大体同じです。ヒードランとサンダーを採用したことで前回課題だった飛行耐性の不足やリザードンを殴る駒として運用しづらい点は解消できました。しかしその弊害としてガルニンフアローランドのような所謂ガルーラスタンが重くなってしまい、それを解決するためにハリテヤマカポエラーに変更し二枚威嚇の体勢をとることでこの構築は出来上がりました。フェアリー耐性も以前よりはマシになったように感じます。悪化した点としては主に雨パへの対処が厳しくなった点、岩雪崩の一貫性が増した点が挙げられます。天候変化をニョロトノだけに頼ったものならこの構築でも十分勝負できるのですが、悪戯心持ちやクロバットラティアス等に雨乞いをされると途端に処理が難しくなります。岩雪崩の一貫は威嚇二枚によってある程度抑えられているものの、やはり岩雪崩安定の場面がどうしてもできてしまうため怯みに苦しめられました。全体としてはこれで完成ではないがひとつの強い形ではあるかなといった印象です。

 

※追記  選出について

対スタン
f:id:catalina_penguin:20141019103903p:plain f:id:catalina_penguin:20141018144141p:plainorf:id:catalina_penguin:20141019100545p:plain f:id:catalina_penguin:20141019102958p:plain
威嚇や猫だましでサポートし、リザードンで天候をとりつつサンダーで追い風する最も基本的な選出。相手にクレセリア等がおり、トリックルームを絡めてきそうならサンダーを別のポケモンに変える場合もあります。

対トリパ(ドーブル入りでない)
f:id:catalina_penguin:20141019100545p:plain f:id:catalina_penguin:20141018144119p:plain f:id:catalina_penguin:20141018144252p:plain
この構築では相手にトリックルームを張らせない立ち回りはほぼ出来ないので、始めから一度目のトリックルームを耐えきる方針で選出します。カポエラーの猫だましやフェイントと合わせてニンフィアで負担をかけつつヒードランで身代わりを残していきます。

対トリパ(ドーブル入り)
f:id:catalina_penguin:20141018144141p:plain f:id:catalina_penguin:20141019100545p:plain f:id:catalina_penguin:20141018144252p:plain
トリックルームをしのぎきるのは同じですが、ダークホールをされるとそれが困難になるためドーブルを止められる選出。ただ下手にドーブルを倒すと相手のエースが出てきてしまうので、そういう場合にはランドロスをサンダーにして一度ならダークホールを通されても大丈夫な態勢を作ることも出来ます。

対叩き
f:id:catalina_penguin:20141018144141p:plain f:id:catalina_penguin:20141019100545p:plain なにか
スカーフランドロスカポエラーでどうにかテラキオンを倒そうという選出です。正直対叩きパはかなり怪しいので考え直すべきかもしれません。

対雨
f:id:catalina_penguin:20141019103903p:plain f:id:catalina_penguin:20141018144119p:plain f:id:catalina_penguin:20141019102958p:plain
雨と言ってもかなりバリエーションがあるので一概にこの選出が正解だとは言えないですが、雨パ視点では天候をとりつつさらにニンフィアとサンダーをいなすのは難しいはずなので高い圧力をかけられます。リザードンメガシンカさせるタイミング、雨乞いを覚えるポケモンには注意が必要です。

ドーブル(非トリル)
f:id:catalina_penguin:20141019102958p:plain f:id:catalina_penguin:20141019100545p:plain f:id:catalina_penguin:20141018144141p:plain
特に積極的にダークホールを通してきそうな並びにはこの選出をします。スカーフドーブルよりも速いランドロス、猫だましやラムカゴでダークホールを許しません。

ここに書いたのはあくまでも基本的な選出なので、相手によってはより適切な選出があると思います。
 
戦績:トリプルレート1917、トリプル定期大会一回戦敗退

以上でパーティー紹介を終わります。ここまでご覧頂きありがとうございました。質問等ありましたらコメントかTwitterまでお願いします。

【トリプル】前のめりガルキザン

どうも。今回はシーズン7、ORASリーグのトリプルレートにて使用した構築の紹介です。なるべく個々に明確な役割を持たせないようにし、交換せずガンガン殴りにいくパーティーです。

 

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f:id:catalina_penguin:20141018144051p:plainガルーラガルーラナイト  きもったま
捨て身タックル  けたぐり  猫だまし  守る
陽気  H4 A252 S252
 

f:id:catalina_penguin:20141019104350p:plainキリキザン@気合いの襷
アイアンヘッド  はたき落とす  不意打ち  守る
意地っ張り  H4 A252 S252
 

f:id:catalina_penguin:20141019100408p:plainファイアロー@こだわり鉢巻き
ブレイブバード  フレアドライブ  寝言  空を飛ぶ
意地っ張り  H252 A252 S4
 

f:id:catalina_penguin:20141019100545p:plainカポエラー@拳のプレート
インファイト  フェイント  猫だまし  ワイドガード
慎重  H252 A4 B36 D140 S76
サザンドラの補正有り252眼鏡流星群耐え
ギルガルドの補正有り252シャドボ二耐え
威嚇込みファイアローの補正無し252珠ブレバ耐え
プレートインファイトでB4サザンドラ確定一発
女々しいS振り
 

f:id:catalina_penguin:20141018144119p:plainニンフィア@こだわり眼鏡
ハイパーボイス  ムーンフォース  めざめるパワー地面  電光石火
控えめ  H164 B180 C40 S124  (VVVUUV個体)
メガボーマンダの補正無し252スカイスキン捨て身タックル耐え
ダブルダメ眼鏡ハイパーボイスでH4メガガルーラ確定二発
追い風下で最速ゲッコウガ抜き
 

f:id:catalina_penguin:20141019102958p:plainサンダー@ラムの実
十万ボルト  めざめるパワー氷  追い風  羽休め
穏やか  H252 B120 D76 S60  (VUUVVV個体)
メガガルーラの補正有り252親子愛捨て身タックル耐え
サザンドラの補正有り252眼鏡流星群耐え
女々しいS振り
※僕は手持ちの個体の関係上図太いで使用していました


受け出ししづらいポケモンが多いのでキリキザンで威嚇やギルガルドを牽制しつつ横のアタッカーと合わせてひたすら殴っていきます。むしろそれしか出来ません。受けに回るととにかく弱いです。最低でも刺し違えるぐらいの勢いで攻めるのがベストだと思います。追い風しつつちょこちょこ削って最終的に詰め筋にもなるサンダーはこのパーティー唯一の良心でした。


戦績:1600後半から始めて33勝2敗で1903
こんな構築で真面目に考えたスタンパよりも勝ててしまったことが個人的にはとても腹立たしいです。

 

以上でパーティー紹介を終わります。ここまでご覧頂きありがとうございました。質問等ありましたらコメントかTwitterまでお願いします。

【雑記】ORASトリプルを100戦終えて

どうも。今回はORASのトリプルレートに潜っていて感じたことを書きます。

 

f:id:catalina_penguin:20141018144320p:plainギルガルド

構築に入れない理由が無いレベルで強い。一匹で様々なポケモンへの耐性を持っていて特にフェアリー耐性の存在が大きい。XYでも一線級のポケモンだったが、噴火ドランが消えた影響で全体技エースの主流がニンフィアへシフトしたこと、新メガシンカポケモンの多くに強いことなどからその強さにさらに磨きがかかった。後述するリザードンやサンダーとの相性が良い。

 

f:id:catalina_penguin:20141019103903p:plainメガリザードンY

個人的に最も熱いメガシンカポケモンヒードランが採用しづらくなった今高火力炎打点は貴重で、ギルガルドをワイガにかからず確定一発にできる。その他にも日照りとソラビで水タイプへのカードになる点、フェアリー耐性を持っている点がとても頼もしい。現在はHBに寄せてSやCを甘えた個体が多く見られるように思う。

 

f:id:catalina_penguin:20141018144119p:plainニンフィア

噴火ドランが消えたためスタンパの全体技エースは実質こいつ一匹になった。ギルガルドリザードンの評価が上がった大きな要因の一つ。このポケモンに隙を見せると負けに直結するため耐性や打点は少しでも多く確保しておきたい。

 

f:id:catalina_penguin:20141019102958p:plainサンダー

追い風を使えるポケモンの中でも際立って優秀なポケモンガルーラの捨て身タックルやサザンドラの眼鏡流星群といった高火力技の前でも動けること、ギルガルドに対してかなり余裕をもって対処出来ること、羽休めによる場持ちの良さ、自身が最低限の打点を持っていることなどがその理由。

 

f:id:catalina_penguin:20141019105932p:plainサザンドラ

対角からギルガルドに大打撃を与えられるポケモン。龍/悪のタイプは不足しがちな多くの耐性を補ってくれる。ニンフィアに何もできない駒だがリザードンファイアローギルガルド等と組ませやすいためあまり気にならない。

 

f:id:catalina_penguin:20141214190443p:plainf:id:catalina_penguin:20141214190454p:plainf:id:catalina_penguin:20141019102747p:plainf:id:catalina_penguin:20141019104652p:plainf:id:catalina_penguin:20141019104714p:plainバクーダトリパ

メガシンカポケモンの中でも特に目立っているメガバクーダを軸にしたトリックルームパーティ。従来のクレセドランのようなスイッチトリパとは違いドーブルの採用が基本。そのせいでトリル展開を防ぐことが困難でトリルターンをしのぐために苦しい立ち回りを強いられることが多い。噴火ドランがいなくなっためにクレセリアを採用し辛くなり、S操作を追い風に頼ったスタンパが増えたこともその強さに拍車をかけている。

 

f:id:catalina_penguin:20141019100408p:plainファイアロー

以前から優秀な補助技の存在を買われて多くの構築に入っていたが、個人的に今はHA鉢巻きが強いと思う。リザードンと同じ優秀な耐性を持ちながら一貫性の高いブレバを先制で打てる長所を最大限活かした型で、トリル下のアタッカーを縛りにいける点が素晴らしい。

 

f:id:catalina_penguin:20141019104350p:plainf:id:catalina_penguin:20141119190945p:plainf:id:catalina_penguin:20141214194057p:plainハゲ

教え技の習得やそれとタマゴわざの両立ができるようになり強化された。択ゲー製造マシーン。相手にするとストレスでハゲる。実際対処を間違えると簡単に崩されてしまうため注意が必要。

 

 

 XY環境から大きく変わったのはやはり噴火ドランが消えた点で、その他の新要素にも無視出来ないものが多いです。これから環境がどう変化していくかは分かりませんが、XYとはまた違った環境がつくられていきそうです。ここまでご覧頂きありがとうございました。質問等ありましたらコメントかTwitterまでお願いします。

【トリプル】リザードンニンフィア

どうも。今回はシーズン7、ORASリーグのトリプルレートにて使用した構築を紹介します。追い風リザードンと眼鏡ニンフィアを軸にしたスタンダードなパーティーです。
 

f:id:catalina_penguin:20141205172457p:plainf:id:catalina_penguin:20141018144607p:plainf:id:catalina_penguin:20141205172537p:plainf:id:catalina_penguin:20141018144951p:plainf:id:catalina_penguin:20141205172601p:plainf:id:catalina_penguin:20141018144747p:plain


 

f:id:catalina_penguin:20141019103903p:plainリザードンリザードナイトY
火炎放射  ソーラービーム  追い風  守る
控えめ H252 B164 C44 D12 S36
霊獣ランドロスの補正有りA252ダブルダメージ岩雪崩耐え
メガガルーラの補正無しA252おやこあい捨て身タックル耐え
メガボーマンダの補正無しA252スカイスキン捨て身タックル耐え
サザンドラの補正有りC252眼鏡流星群耐え
晴れ火炎放射でH252シールドギルガルド確定一発
最速60族+2
 

f:id:catalina_penguin:20141018144119p:plainニンフィア@こだわり眼鏡
ハイパーボイス  ムーンフォース  シャドーボール  電光石火
控えめH132 C252 S124
追い風下で最速ゲッコウガ抜き、C特化、残りH
 

f:id:catalina_penguin:20141019105932p:plainサザンドラ@こだわりスカーフ
流星群  龍の波動  悪の波動  挑発
控えめH4 C252 S252
龍の波動でH4メガボーマンダ乱数一発(87.5%)
 

f:id:catalina_penguin:20141018144320p:plainギルガルド@気合の襷
シャドーボール  ラスターカノン  キングシールド  ワイドガード 
控えめ H188 C252 S68
追い風下で最速テラキオン抜き、C特化、残りH
 

f:id:catalina_penguin:20141019103943p:plainハリテヤマ@ラムの実
インファイト  はたき落とす  猫だまし  フェイント
勇敢 A60 B220 D228 最遅
ファイアローの補正有りA252ブレイブバード耐え
ギルガルドの補正有りC252シャドーボール二耐え
インファイトでH4メガガルーラ確定一発
持ち物有りはたき落とすでH252ブレードギルガルド確定一発
 

f:id:catalina_penguin:20141018144141p:plainランドロス@突撃チョッキ
地震  大地の力  岩雪崩  とんぼ返り
※理想個体を入手するのが困難なため最低でも欲しいラインを書きます
無補正  実数値195-163-121-134-108-113
威嚇込みファイアローの補正有りA252鉢巻きブレイブバード二耐え
ギルガルドの補正有りC252珠シャドーボール二耐え
ニンフィアの補正有りC252眼鏡ダブルダメージハイパーボイス二耐え
大地の力でH252シールドギルガルド確定二発
ダブルダメージ岩雪崩でH4ファイアロー確定一発
準速60族+1


S操作や猫だまし等のトリプルバトルにおいて欲しい要素が一通り揃っており、相性補完も比較的綺麗で扱いやすい構築でした。欠点を挙げるとしたら飛行耐性とフェアリー耐性が少し怪しいこと、殴って強いリザYで追い風をしているのがもったいないことぐらいでしょうか。特に火力の高いファイアローは威嚇で誤魔化したり種族値の差でねじ伏せるぐらいしか出来ないので相手にしていて辛かったです。


戦績:20勝1敗、しばらくレート1位にいたりいなかったり。

【雑記】xyトリプル感想

どうも。今回はxyトリプルについてなんとなく書きます。そんなにためになる内容ではないです。


まず最初に言いたいのはこいつら。

f:id:catalina_penguin:20141018144252p:plainf:id:catalina_penguin:20141018144119p:plain
 ヒードランニンフィア。それぞれ「噴火」と「ハイパーボイス」を覚え、どちらも非常に強力な全体技です。これらの全体技は環境の中心と言っても過言ではなく、トリプル環境に多大な影響を与えてきました。これらの技を受けきるのは困難で、特にヒードランは晴れ下の強化アイテム持ち噴火でタイプ相性を軽く無視したりと危険です(ハッキリ言って頭おかしい)。パーティーを組む上でこれらへの耐性はとても重要ですが、これらに厚く組もうとすると水タイプへの耐性や打点が乏しくなってしまうことがほとんどで、その点がxy環境のスタンパの構築を難しくしていたように思います。結局僕にはヒードランにもニンフィアにも強く、水タイプに対しても磐石の構えと言えるような構築は組めませんでした。


お次はこいつ。

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 ドーブル。終盤になってやたら増えましたね。個人的にドーブルは味方にやりたいことをやらせるための囮のような運用が一番だと思っているのですが、最近はダクホで眠らせて殴ることを一つの勝ち筋とした運用が多く見られる気がします。こいつへの対策のせいで持ち物や技スペースが圧迫されて構築の自由度がかなり落ちているようにも感じました。今のトリプルバトルには猫だましが必須、なんて話をちょくちょく耳にしますがそれの半分ぐらいはこいつのせいなんじゃないかと思っています。使っても使われても不安定なポケモンで、様々な択ゲーを生んだり、ダクホが命中しなかったり、予想外な技を覚えていて奇襲されたりで正直相手にしたくないポケモンでした。ペラップ共々五世代に幽閉されていればよかったのに。


次はこいつら。

f:id:catalina_penguin:20141019110332p:plainf:id:catalina_penguin:20141019110347p:plainf:id:catalina_penguin:20141019110359p:plainf:id:catalina_penguin:20141019110410p:plainf:id:catalina_penguin:20141019110514p:plain
 雨滅びのみなさんです。これもパーティーを組む上での大きな課題で、特に前述したヒードランニンフィアに厚い代わりに水タイプに薄い構築では絶望的に相性が悪く、いつも苦しめられていました。先日チョコさんが公開した並び(【トリプル】雨滅び - ゆめのあとち)はxy環境の一つの到達点と言えるほど強い並びだと思っています。僕はレートで使うスタンパで雨滅びに勝つことは半ば諦めていて、最低限のカードを用意したら後はプレイングでカバーし、強い人が使う雨滅びにマッチングしたら大人しく降参しようぐらいに考えていました。


次はこいつ。

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 ギルガルドです。スタンパの味方です。ヒーローです。こいつ一匹をパーティーに入れるだけで滅びパ、叩きパ、フェアリー、ガルーラ等々主要な戦術やポケモンの多くに耐性をつけることができ、非常に便利なポケモンでした。逆にそれらを使う方々にとっては目の上のたんこぶだったでしょう。持ち物の融通も利きやすく、珠や襷、ラムや弱点保険など様々なアイテムが見られました。当たり前と言えばそうですが、ギルガルドが増えるにつれてSラインもどんどん上がっていって、S振り珠ギルガルドで相手のギルガルドを倒そうみたいな甘い考えのプレイヤーが多くなったように思います。僕自身ギルガルドを相手のギルガルドにそれなりに強い駒として認識していました。


最後はこいつら。

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 ガルーラカメックスです。この二匹はもちろん単体性能もそうなのですが、猫だましを覚えるところを高く評価していました。様々なコンボパが環境に溢れ、それらは強力なものである場合がほとんどです。それらに対抗するために猫だましはとても重宝するのですが、猫だましを覚えるポケモンには火力や耐久、耐性の面で大きな問題を抱えているものが多いです。その点、この二匹は高いスペックから猫だましを放てるのでとても頼もしかったです。



全体としては、強いポケモンが多く存在するため全てに完璧に対応することはほぼ不可能でなにかしらの対策を薄くせざるをえないゲームだったように思います。そしてその対策を薄くした部分にどう対応するかというとやっぱりプレイングなのかな、とも思いました。次回作こそは満足のいく構築が組めるといいですね。ここまでご覧頂きありがとうございました。質問等ありましたらコメントかTwitterまでお願いします。

【トリプル】ロリプル使用構築

どうも。今回は今更ですがピカチュウ大会チュウで使用した構築について書きたいと思います。ブイズローテのように二度目の開催があるかもしれないので、その時用のメモの意味合いが強いです。
 

f:id:catalina_penguin:20141027191503p:plainf:id:catalina_penguin:20141027191515p:plainf:id:catalina_penguin:20141027191524p:plainf:id:catalina_penguin:20141027191539p:plainf:id:catalina_penguin:20141027191546p:plainf:id:catalina_penguin:20141027191553p:plain 


ロリプルの環境がイマイチ掴めなかったため、対応範囲の広いスイッチトリパを使うことに。制圧力の凄まじいサイドンをエースとしてこの構築はスタートしました。


簡単に個別解説です。

 

f:id:catalina_penguin:20141027191725p:plainピカチュウ@電気珠  臆病CS  避雷針
草結び  めざめるパワー地面  フェイント  猫だまし
この大会の必須ポケモン。避雷針の存在から電気技を切った構成にしました。めざ地はピカチュウレアコイル等に打てて良かったです。

 

f:id:catalina_penguin:20141027191741p:plainサイドン@リンドの実  意地っ張りHD  避雷針
地震  岩雪崩  ドリルライナー  守る
明らかに数値がおかしいポケモン。補正をかけただけで十分すぎる火力を発揮するため、努力値をHDに回してリンドの実を持たせ、草技の前でも行動保証がかかるようにしました。

 

f:id:catalina_penguin:20141027191756p:plainダブラン@襷  冷静HC  防塵
サイコショック  エナジーボール  トリックルーム  守る
トリル起動役。ゲコガシラ、ゴースト、ストライク等々様々なポケモンから弱点を突かれ、またそれらの攻撃を耐えきることは難しいと考えたので襷を持たせました。

 

f:id:catalina_penguin:20141027191812p:plainニダンギルもののけプレート  意地っ張りHAD
シャドークロー  アイアンヘッド  影うち  守る
耐性数値ともに優秀な鋼枠。影うちがとても便利な技で、ゴーストやユンゲラーに対して先手をとって大ダメージを与えたり、トリル下でヒノヤコマに先制出来たりしました。

 

f:id:catalina_penguin:20141027191830p:plainヒノヤコマ@無し  意地っ張りHA
クロバット  オーバーヒート  ファストガード  守る
先制アクロマン。トリル中に猫だましでサイドンが邪魔されるのを嫌ってファストガードを採用。特に言うことも無く順当に活躍してくれました。

 

f:id:catalina_penguin:20141027191845p:plainゲコガシラ@チョッキ  控えめHBC
熱湯  悪の波動  冷凍ビーム  草結び
ちょっとした地雷ポケモン。通常ゲコガシラと言うと高速アタッカーのイメージが強いですが、このパーティーではブロスターのような働きを期待して採用しました。このポケモンがいたおかげで(?)トリル展開をあまり警戒されなかったようにも思います。


戦績は25勝5敗でレート1758、順位は14位でした。プレミによる負けがほとんどで、詰めの甘さが出た結果となりました。次があれば10位以内を目指したいです。


以上でパーティー紹介を終わります。質問等ありましたらTwitterかコメントまでお願いします。

 

 

【トリプル】影踏みトノルンパ

こんばんは。今回は雨パを紹介します。この構築で特に結果を残したわけではないですが、要望があったのと、僕一人では扱いきれないと思ったので公開します。
 

f:id:catalina_penguin:20141023194200p:plainf:id:catalina_penguin:20141023194214p:plainf:id:catalina_penguin:20141023194221p:plainf:id:catalina_penguin:20141018144951p:plainf:id:catalina_penguin:20141023194249p:plainf:id:catalina_penguin:20141018144747p:plain


通常トノルンパゲンガーと言うと滅びパのイメージがありますが、この構築では相手を逃がさずに攻めることを重視します。

個別に簡単に解説。

f:id:catalina_penguin:20141019110332p:plainゲンガー@ナイト  臆病HSベース
シャドーボール  挑発  身代わり  守る
この構築の軸。対面を固定し続けるために耐久に振ったみがまも型で使用しました。挑発はモロバレルクレセリアドーブル等を腐らせることができ便利でした。

f:id:catalina_penguin:20141019110359p:plainニョロトノ@オボン  穏やかHDベース
熱湯  冷凍ビーム  滅びの歌  守る
雨降らしポケモンヒードランランドロスに積極的に投げていきたかったのでオボンを持たせました。最後まで残しつつ滅びで詰める筋が強力でした。

f:id:catalina_penguin:20141019110514p:plainルンパッパ@珠  控えめCS
熱湯  エナジーボール  猫だまし  守る
雨下でのエース。ロトムカメックス等に最大限負荷をかけ、一発で仕留められるケースを増やすために珠エナボで採用しました。

f:id:catalina_penguin:20141018144320p:plainギルガルド@食べ残し  控えめHSベース
シャドーボール  ラスターカノン  身代わり  キングシールド
フェアリーやガルーラに対する駒。影踏みで有利対面を固定し身代わりを残していく動きがとても強かったです。

f:id:catalina_penguin:20141018144141p:plain霊獣ランドロス@チョッキ  意地っ張りHDベース
地震  岩雪崩  馬鹿力  とんぼ返り
ここまでで地面と電気の通りが非常に良く、また威嚇と影踏みの相性が抜群なので採用。重いファイアローギルガルドに強引に後投げするため、耐久振りチョッキとしました。

f:id:catalina_penguin:20141019101909p:plain化身ボルトロス@鉢巻き  陽気AS  負けん気
ワイルドボルト  フリーフォール  馬鹿力  はたき落とす
このパーティーの二枚目のエース。この構築には脆いポケモンが多く、キャッチした相手を一撃で落としたかったため鉢巻きにしました。


選出は基本的にゲンガーを真ん中におき、端の二匹を相手によって変えます。相手に天候変化ポケモンがいる場合にはニョロトノを裏においたり、どうしてもS操作させたくないときはボルトゲンガールンパと出してフリフォ挑発猫だましで強引に止めにいったりします。


この構築にはまだまだ課題があり、具体的には
・S操作が無いため、相手にS操作された場合に苦しい展開になる。
・トノルンパを軸にしているのでサザンドラをはじめとしたドラゴンが重く、取り巻きでそれを解消出来ていない。
等があります。
このあたりを解決した神構築を誰かが組んでくれることに期待します(他力本願)


以上でパーティー紹介を終わります。質問等ありましたらTwitterかコメント欄までお願いします。